グリーンバード事務局チームのおそうじ日記

greenbird osouji nikki

RePLAMOビーチクリーンvol.4 @ 須磨海岸・兵庫県神戸

2021.11.14 sun グリーンバード事務局チーム
19人 / 4袋
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

自分たちが拾ったゴミが、
ウミガメのプラモデルに生まれ変わる
アップサイクルプロジェクト「RePLAMO]

ビーチクリーン第4弾は、兵庫県神戸の須磨海岸で開催。

須磨海岸といえば、関西有数の人気海水浴場。

参加者の中に子供の頃から須磨海岸で遊んで育った方がいたので、
詳しく聞いてみるとここ2、3年で須磨の景色はガラリと変わったとの事。

お世辞にも綺麗とは言えず、夏のシーズンには出店や人で賑わい、
夜になっても飲酒や花火を楽しむ人がおり、
それに伴い多くのゴミで溢れかえっていたそうです。

それが出店の撤退や道路の整備などが行われ、
子供から大人まで皆んなが安心して遊べる海岸に生まれ変わったと。

実際のところ、この日も沢山の人が訪れていましたが、
楽器を弾いたり、海を眺めて会話をしたり、ビーチバレーで遊んだり・・・と
皆さん思い思いの時間を過ごされていました。

さて肝心のビーチクリーンはというと、
目立ったゴミはなく一見とても綺麗な砂浜です。

一週間前に200人規模でビーチクリーンが開催された、
海水浴シーズンが終わったため、など
もしかすると本来はゴミが多かったかもしれませんが、
こればっかりは当日にならないと私たちもわからない、
運営泣かせなところだったりします。。

それでも、よく目を凝らしてみると、
しっかりあるではありませんか、マイクロプラスチック!

赤、緑、青、黄、白・・・
まるで宝石のようにこの須磨の砂浜にも散らばっていました。

さて、いよいよ活動がスタート。
今回は兵庫だけでなく、大阪からの参加者も多かったです。

子供達が宝探しのように一生懸命に拾う姿を見ていると、
その隣でそれ以上に必死に拾う大人たちの姿が!
皆さん無我夢中で拾ってらっしゃいました(笑)

これ今回に限らず、毎回そうなんです。
子供だけでなく大人の方々にとっても非日常的な体験であり、
一つのアクティビティとして楽しんで頂けます。

そんなこんなで1時間。11月というのにこの日は暖かく、
皆さん終わる頃は喉がカラカラになってました(汗)

掃除後は、ゴミで一杯になったコップで皆んなで乾杯!
拾った量は少ないけど、拾った数は沢山。

手でしか拾うことのできないこの活動は、
海を守るために非常に有意義なことなのです。

瀬戸内海に位置する須磨ですが、
日本海や太平洋から漂着し、入り組んだ構造のため、
そこにゴミが停滞してしまうという現実があります。
解決に向けて、少しずつ前に進んでいけたらと思います。

今回はウミガメのプラモデルを作るのには材料が足りないため、
同じ兵庫県で活動する「姫路チーム」が新舞子浜で回収したプラごみをブレンドして製作します。

次回はいよいよ年内最後。舞台は、東京・葛西臨海公園!お楽しみに!

※この取り組みはYogibo社の手掛ける社会課題解決プロジェクト「TANZAQ」の一環です。
 とっても素敵なプロジェクトなので是非HPもチェックしてみてください!→ https://tanzaq.jp